見えにくいいじめとは

女性の多い職場では、間接的ないじめが起きやすくなっています。
その背景は、現代ならではのSNSの普及であるといえることでしょう。ツイッターやfacebook、掲示板、インスタグラムなど、自分の気持ちや意見を言葉や写真を通して不特定多数の人に共有することが簡単になっている今、人はSNSでは気持ちをストレートにぶつけながらも、実際に人同士が対面する場合においては、本音を言葉で言わないことも多いようです。
その代わりに、態度で表現するという傾向が現れるようです。嫌な態度をされた人は傷つき、被害妄想からSNSを調べてしまい、何か悪口を書かれているのではないかという気持ちで探してしまいます。そして該当する誹謗中傷を見つけたり、なんとなく自分の事を言っているのだろうなと推測のつく嫌味な投稿を見つけたりします。このように、直接相手に言葉で表現するのではなく、間接的ないじめが起きやすい現状があるようです。
先に女性の多い職場と言ったのは、生物学的に女性の方が集団意識、グループを重視する傾向があるからです。誰と仲良くするか、どのグループに属するかということを、女性は男性以上に重要視しています。その結果、グループから他人を除外したがる人が出てきたり、グループ内で表面的には見えない間接的ないじめが起こってしまうようです。見えるようで見えにくい、そんな複雑な人間関係が構築されてしまいます。
それが起こりにくくすることは、SNS普及の今の時代には難しく、個人が割り切ったドライな精神をもつしか方法がありません。被害妄想をやめて、不愉快な思いをした時はSNSをあえて見ないようにするしかないでしょう。