職場のいじめや嫌がらせにあったら

全国の労働局に寄せられる労働相談において、職場でのいじめや嫌がらせに関する相談件数が年々増加しています。
無視する、明らかに無理なノルマを課す、全く仕事を与えない、ミスを必要以上に追及する、業務とはかけ離れた雑用に従事させる、といった事例があるようです。仕事上の上下関係や権利関係を利用したパワーハラスメント、いわゆるパワハラによって精神的に追い込まれ、退職を余儀なくされるケースも後を絶ちません。
職場いじめは、人格を侵害する許されない行為であり、加害者に対しては不法行為(民法第709・710条)による損害賠償請求が可能となります。また、会社には従業員が安全、快適に働けるように環境を整える職場環境配慮義務というものがあります。社内のいじめは、個人同士の問題ではなく、会社が職場環境配慮義務に則って組織全体で対処すべきであるといえることでしょう。
いじめや嫌がらせの被害に遭った場合は、一人で悩んだり抱え込んだりせず、まずは社内で解決を試みることが重要となります。権限のある上司や会社の上層部、人事部、総務部、専用相談窓口など、状況に応じて相談先を見極め、職場環境の改善を求めていきましょう。社内での解決が難しければ、労働局や弁護士の支援を受けるという手もあります。いじめや嫌がらせの記録を付けることも有効です。いつ・どこで・誰から・どのような嫌がらせを受けたのかを記録し、客観的事実として認められる証拠を集めることで打てる手も変わってきます。
職場でのいじめ行為には、一人で悩んだり自ら辞職したりせず、毅然とした態度で適切に対処しましょう。対処方法については、こちらのサイトに載っていたので参考にしてみるのもいいと思います。(((http://otona-ijimetaisho.com)))